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ルイ16世に転生してしまった感想レビュー
ルイ16世に転生してしまったあらすじ!
主人公は、外資系企業に勤めている普通のブラック企業のサラリーマン。
唯一、主人公の楽しみが、金をかけた高スペックPCでプレイする、最近どハマり中の歴史シミュレーションゲーム「HARD OF BLOW FORCE」というゲーム(略称:HOBF)
歴史シミュレーションゲームにどハマりしているせいか、近代ヨーロッパの情勢や大航海時代における軍事力関係、宗教改革など歴史に詳しくなっていました。
夕食を終えて、酒を飲みながらゲームをしようすると、突然PCから謎の人物の声が聞こえてきます。
「巻き込んで申し訳ない」
「どうか私の国を…私の子供達を救って欲しい」
と言われそのまま寝落ちしてしまいます。
寝落ちした主人公がふと目を開くと豪華絢爛なヴェルサイユ宮殿の前でした。
状況が分からないで宮殿を歩いていると、
女性から「王太子殿下」「ルイ・オーギュスト王太子殿下」と声をかけられます。
女性から「王太子殿下」「ルイ・オーギュスト王太子殿下」と声をかけられます。
ルイという名前にピンっとこなかった主人公は、女性から今の国王の名と父親の名を聞くと、給仕から祖父は「ルイ15世陛下」「父親は、ルイ・フェルナンデス様」と言われます。
そしてルイ16世という名を聞いて青ざめて卒倒します。
「もしかしたら転生じゃねぇかー??」
主人公はギロチン処刑で有名な「悲劇の国王」
あのルイ16世に転生してしまったのでした。
あのルイ16世に転生してしまったのでした。
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ゲームで寝落ちしたらあのルイ16世に転生。処刑される運命に抗う
フランス史上で有名なのが、国民のため全力を尽くしたけど、ギロチン処刑されたルイ16世。
妻はあのマリー・アントワネット。
よくマリー・アントワネットを悪女とあげられますが、
革命派と貴族の対立に巻き込まれ悪女に仕立てられた不遇の王妃です。
革命派と貴族の対立に巻き込まれ悪女に仕立てられた不遇の王妃です。
そもそも処刑の原因はルイ15世で国の杜撰な管理からフランス革命に繋がり、ルイ16世と妻マリーが処刑。息子ルイ17世も名目上、利用されて牢獄に。10歳の若さで病死します。
主人公がルイ16世に転生したのが西暦1770年。この時点でルイ16世は15歳。
処刑は19年後の西暦1789年。
この西暦1770年は、嫁いできたマリー・アントワネットとの結婚する年でした。
※ルイ16世は15歳とマリー・アントワネットは14歳で結婚
このあと歴史では革命派で内紛が起きたり、恐怖政治があったり、軍事独裁政権を支持したナポレオンのナポレオン戦争にて国民軍が犠牲になったり、王家と民衆を巻き込みめちゃくちゃ
これら残酷な惨状を知っている主人公は、歴史シミュレーションゲーム(HOBF)ように
「革命を阻止できるではないか?」
「そんなら全力で抗ってやるよ!」
と運命に抗うことを決意します。
現代と違う価値観でフランス王国を救う
主人公はこの先起きるフランス革命を阻止するためさまざまな政策を考えることになります。
旧フランスでは衛生観念が乏しく、おまるで用をたしたら、庭に捨ててました。
市街でも窓から糞尿を捨てるというのが常識。
市街でも窓から糞尿を捨てるというのが常識。
当時は、風呂事情も複雑で王族や貴族が風呂に入るのも半年に一回です。
生涯に一回入浴したという王様がいるくらい。
キリスト宗教の観念から体が不潔の方が高貴な魂という考えがあるくらいで、
風呂に入ったら早死になる風説がありました。現代じゃ考えられないですよね。
王宮の貴女も体臭を香水で消してました。
ちなみにフランス貴族のクルクルとした髪型はあれは着脱式のカツラなんだとか。
髪の手入れしやすいように貴族と王族は短髪が多かったようでした。
それに主人公が待女の前でラジオ体操だと窓に向かって深呼吸するんですが、庭から臭いニオイをモロに嗅いで「臭っ」って喚いて倒れこみます(笑)
臭いと嘆く中、主人公はさっそうに「衛星保健省」の設立を考えるわけですね。
これら固定観念が活気低下や伝染病の原因。のちフランス革命に繋がると考えた主人公は、衛生観念を変えねばならないと考えます。
フランス史を変えるためマリー・アントワネットと協力!
マリー・アントワネットと結婚式を挙げた主人公は結婚式の夜、マリーにこの先の未来で起きる「未来の展望」を語ります。
蒸気機関が人類史を飛躍的に発展させること。蒸気機関を主体の産業文明時代に突入すること。
フランスがこのままでは20年ほどで悲惨な末路を送ってしまうことをマリーに明かします。
フランスがこのままでは20年ほどで悲惨な末路を送ってしまうことをマリーに明かします。
フランス王国を幸せに末永く平穏にいるためにはマリーの協力が必要だと手を差し伸べます。
ここのプロポーズともとれるシーンの主人公はカッコよくてイケメンです!
頬を赤めたマリーもマジで可愛い。
頬を赤めたマリーもマジで可愛い。
そんな主人公の末永くマリーと一緒にいたい。
主人公のマリーへの優しさが垣間見れるシーンじゃないかと思います。
主人公のマリーへの優しさが垣間見れるシーンじゃないかと思います。
ルイ16世に転生してしまった読むならここがおすすめ!
「ルイ16世に転生してしまった」の原作/小説を読むならDMMブックスがおすすめ!
こちらは小説で原作になっています!
まとめ
「ルイ16世に転生してしまった俺はフランス革命を全力で阻止してアントワネットと末永くお幸せに暮らしたい」をネタバレ含めて感想レビューを書きました。
この漫画、フランス史を知らなくてもよく漫画でこの時に何が起こったのか詳しく書かれた漫画でした。それに読んでいてフランス史の雑学や知識が増えましたね!
読んでて勉強になりました笑
また主人公の表情やリアクションが面白くて読みやすい漫画でしたね。
それにヒロインのマリーも可愛い。14歳というだけ未熟さを感じます。
主人公はどんな感じに政策をしていくのか?
どうようにマリーを教育していくのか。気になりました。
主人公の政策がフランス史にどう絡んでどうなっていくのか、これからの展開が一番気になりました。ルイ16世という立場上、敵が多いと思うんですよね。
世界史が好き歴史が好き、そんな人におすすめな漫画です!